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8/24 処理水の海洋放水

本日の午後から、始まった。

処理水の安全性については、専門家の意見を総合的に聞く方が良い。

この日記は、わたしの考え、思い。


(以下引用 NHK NEWS WEB)
2011年の事故で「メルトダウン」を起こした福島第一原発1号機、2号機、3号機では、溶け落ちた核燃料を冷やすために今も水を入れ続けていて、これに加えて地下水や雨水が原子炉建屋内に流れ込んでいるため、1日およそ90トンのペースで「汚染水」が発生しています。


汚染水に含まれている放射性物質の大半はALPS(多核種除去設備)と呼ばれる専用の設備で除去されますが、取り除くことが難しい「トリチウム」など一部の放射性物質を含んでいる水を「処理水」と呼んできました。

(引用終わり)


漁業関係者や、
福島県に暮らす皆さん、
さらには、日本国民に対する
説明は不十分すぎると思う。

みんなが『不安』になってることが問題。

その『不安』を取り除くために、
国は、東電は、何をしたと言える?

『不安』は、処理水そのものの安全性もだし、
風評被害もある。

現に、中国は日本の水産物の輸入を全面停止。

それによる経済的打撃は大きいだろう。

今朝の8時のNHKラジオで
トップニュースは北朝鮮のミサイル(衛星)発射(打ち上げ)と失敗。
聞けども聞けども、処理水について触れてこない。

戦争って、爆弾が降ってくること
鉄砲で撃ち合うことの他に
現代では、経済的制裁とか、
情報統制の力がすごく増してる。

そういう意味で
本当に今は、戦時中だと思う。

こんなに、日々を穏やかに
2歳児を愛でながら
飯豊の自然に囲まれて
食べるものも着るものも
住むところにも困らず
暮らしているけど。

今は戦時中だと思う。


無知ではいられない。
自分の頭で、考え続けなければいけない。


今回の処理水の海洋放水は、
複雑な問題があると思う。

放水してほしくない。
でも代替え案は?
と、葛藤している人をたくさん見た。

原発は、夢のエネルギーだったかも知れない。
でも、こんなにも、人々の気持ちを不安にさせるエネルギーなんだと認めて、
もう二度と、原発を使わないと決めること。

使わせないと意図して、動くこと。
廃炉に向けて、動くこと。

政治に参加すること。
人と語り合うこと。

自分が良いと思うエネルギーについて考えて、
そこにきちんと課金すること。

自分自身のエネルギーの使い方を見直すこと。


過ちは過ちと認めて。
この悔しさを繰り返さないために。

やれることはまだある。
無力感に苛まれないでほしい。

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コメント: 1
  • #1

    伍拾路中年ちょいワル系 (金曜日, 25 8月 2023 07:53)

    おはようございます。

    この問題は、たしかに難しい。でも、難しいからと言って、放置しておくわけにもいかない。

    このエネルギー皆無の日本社会を維持するには、完全原発廃止は、まず、あり得ないことだと思います。
    再生可能エネルギーで、成し得る力には限界があるからです。
    この夏は酷暑でした。この冬が、どうなるかは未知数です。来年…そのまた来年がどうなるか…不安が付きまといます。

    結論は、東電側の無責任さを責める、責任能力▪説明責任を問い詰め、保証を、しっかりしてもらう…

    現段階で出きることは、そこから始めることだと思います。