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こどもの日と母の日

息子の初節句、こどもの日と
少し早い母の日をしました。

「うなぎのぼりに出世する」という縁起から家族で鰻をいただきました。
もちろん0歳の息子は食べられないのですが…。
ありがとう、息子よ。
あなたのおかげで、鰻にありつけた。

母にはお花を。
米沢市のエスフローラルアートさんで素敵にアレンジを作ってもらいました。
別居婚のうちは、子の面倒もいつも見てもらってしまっているので、感謝してもしきれないです。
夫と一緒に、日頃の感謝を伝えられて、
そして母が喜んでくれて嬉しかったです。

柏餅を買いに行こうと思っていたのですが、
以前から「草餅」の作り方を母から学びたいと思っていたので、今回、教えてもらいながら作ることにしました。

まずは、裏の畑からよもぎを取ってきます。
といっても、よもぎは栽培しているわけでもなく、道端や原っぱに勝手に生えています。
葉っぱを擦って指を嗅いでみると、ほんのり、よもぎの香りがします。
その、新芽の部分。葉っぱの頂上、中央にある柔らかい部分を、手で折って摘み取ります。

一度洗って、塩を入れたお湯で茹でます。
茹でるとよもぎのよい香りが強くなって上ってきます。

柔らかくなったら、冷水に離して香りを締めます。
水気を手でよく絞り、包丁で細かく刻みます。

これがなかなかに繊維が多く、切りにくかったです。


上新粉がなかったので、白玉粉だけでつくります。
また、本来なら蒸し器で蒸すそうですが、
母流に、白玉団子の要領で茹でて作ることにしました。

さて。刻んだよもぎに白玉粉投入。
水を少しずつ加えて、よく練りながら耳たぶの硬さにします。

白玉粉って、一定の量の水分を加えたあと、ふとした瞬間に急激に生地が緩くなるので、ドキドキします。

緩くなることに備えて、白玉粉は、少し残してとっておく。母の生活の知恵です。

生地ができたら、一口大に丸めて
真ん中を軽く潰して、火が通りやすくし、
沸騰したお湯に投入します。

ぷっかりとお湯に浮いて、火が通ったら
ザルにあけ、冷水で締めます。

以上。

白玉団子のちゅるりとした舌触りが大好きで、
よもぎの爽やかな香りが広がってとてもおいしかったです。

もっとよもぎが多くても良いのかも、と思いました。そういえば、ネットなどで写真を見ると、真緑のものが多いですよね。


今度は上新粉も使って
蒸し器で作るのもやってみたいなー。

と思いました。