私の音楽について

今日はライブスケジュールに詳細を載せていないライブでした。

米沢病院という場所で、演奏してきました。
年に一度の『ふれあい祭り』。
病院スタッフの皆さんが踊りや出し物をして利用者さんを楽しませるイベントに、ご縁いただき演奏に行ってきました。
最初は、引き受けるか迷いました。
もっと適任の方が居るのでは?と思っていました。
ですが、今回声をかけてくださった中嶋さんの熱意で、参加させていただくことにしました。
病院の慰問であれば、
みんなが知っているポップスをカバーして、
手拍子をいただいて、盛り上がって、、
が良いかな?と思案していました。
ですが、
打ち合わせで一度米沢病院さんへ伺い、病棟にお邪魔させていただいた時に、
そういった、打算的な考えは無くなりました。
私が楽しい音楽をやらなければ、
ここの利用者さん達には、小手先の考えはすぐにバレる、と直感したのでした。
体が不自由な分、肌で感じるもの、感覚、脳波、、エトセトラ。言語外言語がダイレクトに伝わると、思いました。
 
そして迎えた本番。
スタッフの皆さんが本当に丁寧で一生懸命準備されていました。
紅白の横断幕、提灯、笹の葉、わたあめ。楽しそうな雰囲気の会場でした。
私は、普段のライブとは少し違う緊張をしていました。
 
ですが。
ステージに上がって、紹介を受けて、ご挨拶をする時。
それはいつものライブとまったくなんら、変わりませんでした。
 
空気を掴んで、音を掴んで、
届けられる限り精一杯届けるのみでした。
 
一曲目でカントリーの曲で手拍子をいただき、心が通じたと感じて嬉しくなりました。
二曲目はフォーク。
最後の曲は自分が今一番しっくりきている自分の新曲を歌わせていただきました。
 
皆さんが熱心に聞いてくださり、
私もとても、楽しかったです。
 
終演後、改めて今回の経緯を考えた時、
スタッフ中嶋さんが、『あべあいこ』だから、と熱心にオファーしてくれていたことにやっと気付いて、実感しました。
それはとても、嬉しいことです。
 
ライブのオファーを受ける時。
色々と思案することがあります。
ギャランティや、交通費で『元』が取れるか?と言ったことは、
ドサ回りミュージシャンには切実な問題です。
音楽をし続けていくには、お金がかかるのは現実です。
 
それでも。
『あべあいこ』だから、『時既に遅し』だから、
と声をかけてくれる人は、きっと悪いようにはならない。ということが、その線引きが、感覚としてはっきりしました。
 
私が望んでいるのは、それだったんだ、とはっきり認識しました。
望んでいるものが手に入ればいいのです。
今日のライブ、楽しんでもらえて、嬉しかったな。